自宅への頻繁な出入りや子ども同伴での外出記録がある場合、不貞の立証および慰謝料請求は可能でしょうか? 不貞関係の立証に用いるとすれば十分でしょう。第二対象者が第一対象者の自宅に出入りしている様子が何度も記録できており、子どももつれてお出かけにいった様子も記録できています。これくらいあれば言い逃れはできないと感じます。懸念事項としては、第一対象者・第二対象者以外に室内に子どもがいることが挙げられますが、子どもの前で不貞行為に及ぶことは考えづらくても、子どもが寝静まった後に不貞行為に及ぶ可能性も十分考えられ、不貞関係を否定するまでの影響はないでしょう。慰謝料請求が認められる可能性は高いです。額については、一般に①破壊された婚姻関係の長さや子の有無、②不貞行為の態様、③離婚に至ったかどうか等の要素で判断されますが、今回の第二対象者は、子どもとも家でともに過ごし、お出かけまでしており、もはや父親であるかのように振る舞っているので、このような事情も②不貞行為の様態のところで考慮されるべきと考えます。不貞行為時点で婚姻関係が破綻していたなどの得意な事情がなければ、慰謝料請求自体は認められるでしょう。